アレルギー、30年前と今の違い
こんにちは、腰痛と騙し騙し付き合っている
腰痛パパです。
今回のテーマは
「アレルギー、30年前と今の違い」
2歳の娘は牛乳アレルギーです。
37歳の私も蕎麦アレルギーです。
ズバリ、今はものすごくアレルギーへの理解が進み、良い面もあれば、やりすぎな面もあると思います。
ちなみに私は現在アレルギーの発作はここ何年も出ていません。
だから大人になればアレルギーは治ると思っています。
【アレルギーへの認識の違い】
〈30年前〉
アレルギーに関して
アレルギーの人しかわからない。
(お医者さんも含めて)
〈現代〉
アレルギーの本人以外の人が全てを知っている
(悪い意味で過敏になっている)
本日家族で外食に行きました。
何度も家族で来ている、かつ屋さんに行きました。
以前から娘も普通にかつを食べていて何事もなかったので、今日もいつものようにお子様ランチを注文、その際に「アレルギーはありますか」と聞かれたので「牛乳アレルギーです」と言ったところ、料理長が出てきて「当店のかつをあげる衣にパンが使われており、パンには牛乳が使われているので、娘さんに当店の料理を提供することができないんです」との事。
店の方針が変わり、アレルギーがある以上その料理を提供することが出来なくなったという事です。
その店の徹底した配慮には頭が下がりました。
ですが、やりすぎだなとも思いました。
以前に食べていて何も問題がなかったので私達の判断で食べても良いのではとも思いましたが、万が一の事を考えての対応だと言う事です。
それと同時に時代は変わったなと思いました。
私も子供の頃にアレルギーでとても辛い思いをしているので、私の時代にもこのぐらいして欲しかったです。
私のアレルギーは今で言う「アナファラキシー」と言うもので、蕎麦を食べた後運動をして身体が熱くなると発症して、呼吸困難と全身のかゆみに襲われました。
小学生の時分には、まだ何が原因で発症するのかがわかっていなかったので、学校の昼休みに遊んでいると急に呼吸困難になる事もしばしば、まだ小さかったので呼吸困難になっている状況もうまく説明できずに先生に「喉が痛いんです」と訴えても「そんなの飴でもなめときゃ治る!」と取り合ってくれなかったのを覚えています。
また、お医者さんもアナファラキシーの事を知らなかったようで、一度発作がでて近所の内科に運び込まれたとき、そのお医者さんもどう対処すれば良いかわからなかったようで、ただただベットに寝かされて発作が治まるのを待つしかなかったです。
私の場合は呼吸困難の状態が1時間程度で治るのでただ耐えるしかなかったです。
今ではアナファラキシー対策も整っており、発作を抑える注射のやり方も周知されていると聞きます。
当時の私にしてみれば、
本当に今生きていることが奇跡だなと思います。
技術が進歩してアレルギーに対しての認識が高くなったのは良いことだと思いますが、それにしても過剰に対応しすぎだと思います。
悪いものは完全に撤去では、食べたいものも食べられない、とても肩身の狭い思いをすると思います。
まあ、全ては万が一の為の対策なので仕方がないことです。
ですが、もう少しアレルギーの人の意見を大事にして欲しいと思います。