【X-MEN】ジーン・グレイ新旧キャスト比較
映画「X-MEN ダークフェニックス】を観てきました。
今回で20世紀フォックスでのX-MEN映画はひとまず終了という事で、2000年から始まったシリーズも20年経つんですね。
1作目を観たのが私が大学生の時でした。
この「X-MEN」の映画化によってその後のアメコミの実写映画化が盛り上がって行ったという印象です。
なので、感慨深いものがあります。
当時の私
こんな映画を待ってたのよ!!
新旧キャストの比較をしてみたいと思います。
【X-MEN】ジーン・グレイ新旧キャスト比較①
X-MENとは
X-MENを観た事がない方のために軽く紹介させて頂きます。
X-MENとは、
ミュータントと呼ばれる、突然変異によって特殊な能力を持って生まれてしまった人達の苦悩や葛藤が描かれた作品。
原作は1963年にマーベルコミックより刊行された歴史の古い漫画
題名の由来
当初は「ザ・ミュータンツ」という題名にしようとしたが、当時の発行者より「ミュータントなんて言われて一体誰がわかるんだ?」という事で却下に、そこで登場人物は全員エレクトラ(特別)なパワーをもっているし、
リーダーは「プロフェッサーX」ということで「X-MEN」という名前にしたところ発行者も「いいね!」という事で決まったとの事。
だが作者曰く、「X-MENこそ一体誰がわかるんだ?」と心の中で大爆笑していたとの事。
今回のサブタイトル「ダークフェニックス」とは
X-MENの原作の中でも重要なエピソード、X-MENのメンバーの1人、ジーン・グレイの持つ壮絶なパワーが暴走します。
その時の別人格がダークフェニックスです。
【X-MEN】ジーン・グレイ新旧キャスト比較②
映画、旧キャスト、新キャストとの違い
X-MENの映画は途中で監督が変わったり、時代が過去に行ったり、未来に行ったりする中で、キャラクターを演じるキャストが変わります。
なのでここでは旧キャスト、新キャストという言い方をします。
新キャストというのはX-MENの若い頃を描いた作品なのでキャストが一新されています。
旧キャストはシリーズ1,2,3の役者さん
新キャストはシリーズ4.5.6.7の役者さん
という事になります。
「私がジーン・グレイよ!」
ソフィー・タナー
「いいえ、私がジーン・グレイよ!!」
ジーン・グレイとは
テレパシーとサイコキネシスの能力の持ち主、心の中を読め、念動力で物を動かす事が出来ます。
元々凄まじいパワーを持っており、プロフェッサーXにより制御されていました。
それがあるきっかけにより暴走してしまい、そうなると自分でも制御できなくなります。
新旧シリーズ、どちらもその凄まじいパワーを制御できなくなり仲間を犠牲にしてしまいます。
旧キャストでのジーン・グレイ
旧キャスト
1965年
オランダ出身
出演作
「パラサイト」(98)
「セレブリティ」(98)
ファムケ・ヤンセンのジーン・グレイは年齢も高いので、大人の色気が漂います。
なので、サイクロップスと恋仲ですが、謎が多い男ウルヴァリンにも惹かれていきます。
そして旧シリーズではパワーを制御できなくなり、最愛の人サイクロップスを殺めてしまいます。
「力が制御出来なかったの、サイクロップスごめんね」
新キャストでのジーン・グレイ
新キャスト
1996年
イングランド出身
ソフィー・タナー
出演作
「ゲーム・オブ・スローンズ」(11〜)
「ベアリー・リーサル」(15)
ソフィー・タナーのジーン・グレイは年齢が若くまだ幼い印象を受けます。
体型も若い女の子特有のパンパンという感じ。
そして新シリーズではパワーを制御出来なくなり、親友のミスティークを殺めてしまいます。
「そんなつもりじゃなかったの、ミスティーク本当にごめんなさい」
どっちが好き?
私としては旧シリーズが出た時の衝撃が大きく、若い時に夢中になっていた事もあるので、やはり旧キャストのファムケ・ヤンセンの方がジーン・グレイとしてしっくりきます。
【X-MEN】ジーン・グレイ新旧キャスト比較③
最後に
映画としてはシリーズの途中で監督が変わったり、過去に行って歴史が変わったりと多少強引な物語の運びとなり紆余曲折を経ての完結、
なので色々と思うところは有りますが、
最後は壮大なスケールでアクションシーンも描かれており、ラストのプロフェッサーXことチャールズとマグニートーことエリックのチェスをするシーンで友情が途絶えていない事が描かれているのがとても爽やかな終わり方で良かったと思います。
X-MENシリーズをまだ観た事がないという方は是非とも見てみて下さい。