サマーウォーズの見所は?独自の観点でグッと来るポイントをご紹介!少年の成長を見届けよ!
夏になると見たくなる映画「サマーウォーズ」
私なりの好きなところとグッとくるポイントを紹介したいと思います。
あらすじ
主人公の小磯健二は夏休みに憧れの先輩、篠原夏希からアルバイトをやらないかと誘われる、
バイトの内容も分からないまま先輩の長野の親戚の家まで付いていくと、なんとこの親戚の家にいる間だけ恋人のフリをして欲しいというもの。
親戚が大勢集まるなか、雰囲気に馴染めない健二、そんな中インターネットの中でラブマシーンというAIが暴走して世の中は大変な事に、世界の危機に親戚という繋がりで戦いを挑むというお話です。
田舎の田園風景とインターネットの中の色鮮やかな風景、親戚という狭い繋がりと、インターネットという広い繋がり。
2つの相反する事柄の対比も面白いです。
またこの物語は1人の少年の成長を書いたお話でもあります。
少し頼りない少年が非日常の中での経験を経て最後の最後まで諦めずにラブマシーンに戦いを挑む姿は堂々としていて頼もしいです。
その成長過程にも感動させられます。
好きな所
日本家屋が良い
とても広い日本家屋が舞台、庭も広く夜は襖をあけ放ち眠る。
月の明かりに照らされた、
あの雰囲気がとても好きです。
田園風景が良い
見渡す限りの田んぼで、まさしく平野っていう感じが良いです。
夏はやっぱり田んぼが似合います。
親戚が大勢集まるのが良い
大広間で親戚一同が集まるシーンはとても賑やかで楽しい雰囲気です。
みんな思い思いの話をしていて、大人数っていいなと改めて思わされます。
お盆が良い
あのお盆特有の夏の雰囲気がとても良いです。
暑い中、テレビで甲子園を見ていて、夏休みという雰囲気、まさしく日本の夏って感じです!
グッと来るポイント
まだ終わってない
物語の終盤、暴走したAIのラブマシーンが衛星を陣内家へ落とそうとして、陣内家の人達はみんな逃げる準備をしているのに、健二だけは諦めずに何か対策を考えている時に親戚の翔太兄ちゃんに「もう終わりだ」と言われ「まだ終わってない」「数学とは違うんだぞ!」「同じです、数学も諦めれば解けない」というシーン、今までの健二とは違い堂々とした姿に成長を感じます。
シャンとしろ!
そして1人計算を始める健二、すると翔太兄ちゃんが隣に座り「シャンとしろ!」と背中を叩くシーン、思わずジーンときます。
今まで健二の事をよそ者でしかも夏希のフィアンセという事であまりよく思っていなかった翔太兄ちゃん、その彼が健二の事を認め、運命を託す姿に胸が熱くなります。
よろしくお願いしまーす!
計算が終わり最後にエンターキーを押すシーン、このかけ声は亡き栄ばあちゃんからの約束に対するかけ声という事ですが、このタイミングでこのセリフを言わせる細田守監督のセンスがとても好きです。
まとめ
冒頭はインターネットの中でのとても鮮やかなシーン、これがとても綺麗なので一気に引き込まれます。
鮮やかなので子供と一緒に観ても飽きさせないと思います。
そして現実の世界の親戚が集まるリアルなシーン、この田舎の雰囲気が大人にはたまらないと思います。
例えばどちらか一個の世界観しかないと、大人と子供のどちらかしか楽しめない作品になると思いますが、
この現実と仮想世界が良いバランスで出てくるので、大人も子供も終始楽しめると思います。
是非まだ観たことが無いというお父さん、
家族揃ってお楽しみください。
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