腰痛パパの子育て日記

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不登校、引きこもり、焦る気持ちをクールダウン、心に余裕を持つために。ウワサの保護者会を見て思う事、不登校には意味がある!

 

現在、引きこもりがキーワードになった事件が相次いでいます。

 

川崎市19人殺傷事件、

元農林水産事務次官による長男刺殺事件

 

引きこもりが直接原因になったのかはわかりませんが

この事件のせいで必然的に引きこもりに対して悪い印象がついてしまったのは

否めないと思います。

 

現在引きこもりや不登校のお子さんを持つ親御さん、

これからそうなるのではないかと心配している親御さん、

不安は尽きないと思います。

 

かくいう私の息子も毎朝1人では学校には行けず、私が学校まで付いて行っています。

いつか不登校になるのではないかと毎朝不安を感じています。

 

私も含め、不登校に対して不安を抱いている

そんな親御さんへ

 

2019年2月に放送されたNHKの「ウワサの保護者会」で不登校がテーマになった回を題材に引きこもり、不登校について私の意見も交えて書きたいと思います。

 

あくまで今回の内容はウワサの保護者会で放送された内容を私の主観でまとめた内容となっておりますので

ご了承ください。

 

 

【この記事は

こんな人に読んでほしい】

 

・現在不登校のお子さんを持っている

   

・わが子が将来引きこもりに

    なるのではと不安を抱いている

    

・引きこもりの子供に対して何を

    してあげればよいかわからない

    

 

 

 

 

 

 

 

・子供の頃の不登校

将来引きこもりに

ならないために必要なこと!

 

子供の頃の不登校は大人になってから引きこもりにならないために必要な期間ということです。

 

不登校というのは自分と向き合う時間ということでその時期にちゃんと自分と向き合う時間を確保できれば

将来引きこもりにはならないそうです。

 

この時期に自分と向き合う時間を確保できないと大人になってから一気に自分と向き合う時間を確保することになり、中高年の引きこもりになってしまう危険があると言うことです。

 

現在社会問題になっている40~60代の引きこもりの事を考えるとこの話は

聞き逃すわけにはいきません。

 

親の不安といえば不登校になるとその後の人生もずっと引きこもりなのではないかということだと思います。

 

そう考えると40~60代の引きこもりに比べれば子供の頃の不登校はかわいいものなのかなとも思えます。

 

ですが現在不登校中のお子さんをお持ちの親御さんはそんなのんきな考えは出来ないと思います。

私もそんなに簡単に不登校を肯定する事は出来ません。

もし自分の子供が不登校になったら平常心ではいられずに、常に不安とイライラを抱えてしまうと思います。

だからこそ、そうならないように焦る親御さんの気持ちを和らげるように、

「今の状況にそこまで悲観的になる必要はないですよ」という意味でこの番組の内容を捉えればよいのかなと思います。

 

 

 

yo-tu-papa.hatenablog.com

 

 

 

 

 

昼夜逆転の生活は

理にかなっている!?

不登校中の子供は夜中に活動して、朝方眠りにつくという生活習慣になりやすいという

内容でした。

不登校の子の6〜7割は昼夜逆転になると言うことです。

夜中はゲームをして活動しており、朝方眠りにつく、まさしく昼夜逆転の生活です。

普通に考えて体に良くないと思うのが当たり前だと思いますが、

番組ではなんとこの昼夜逆転が理にかなっているということです。

なぜかというと、夜中に活動することはエネルギーをためるのに効率が良いということです。

日中は周りのみんなが学校に行っているので、それと比べてしまって学校に行けない自分はだめな子なんだと感じてしまい、心が休まらないということです。

夜であればみんなも寝ており学校にも行っていないので比べるという事にならないので心が安心するということです。

 

不登校というのは世の中から距離をとって過ごしたいという時期、それには夜に活動する事が理にかなっている。

 

これも私を含め

現在不登校中のお子さんを持つ親であれば昼夜逆転の生活を肯定することは難しいと思います。

なので、そういう見方もあるのかと捉えれば、わずかですが昼夜逆転に対しても余裕をもって対応できるのかなと思います。

本人も辛いんだなと一瞬でも思えれば子供に対してもイライラではなく、愛情をもって接する事が出来るのかなと思います。

 

 

 

 

 

 

・ゲームは悪くない、

現在のゲームは

コミュニケーションの一環!?

 

不登校中の子供は家でゲームばかりやっている状況に陥りやすいという事です。

ゲームばかりやっていて精神的にも視力的にも大丈夫かと心配になる親御さんも多いといます。

私もゲームに関しては余りよくないイメージがあります。

ですが番組の中ではむしろゲームは良いものだということです。

不登校中の子供は何もやる気が出ない状況で、そんな中でもゲームだったら楽しくできる、という状況が良いという事です。

内容はなんであれ楽しく夢中になれるものがあれば、気持ちを充電する事が出来る。

また最近のゲームはチャット機能が付いているものもあり、共通の趣味を持った人との繋がりが成立しているのでコミュニケーションの一部を補っているという捉え方も出来ると言うことです。

この考えにもにわかに賛成する事は出来ません。

私としてはゲームを買い与えてしまう事が不登校の始まりなのではないかとも考えています。

現在小学2年生の息子にはまだ一切ゲームは買い与えていません。

私の子供の頃を振り返るとやはりゲームは面白いのでいつまででもやりたくなってしまうもの、

それを知ってしまうと、そりゃゲーム漬けになるよね、と思います。

なのでゲームには良くないイメージを持っている私ですが、もしなんかのきっかけでゲーム漬けになったとしたら、今回の番組の内容を思い出して冷静になりたいと思います。

 

 

 

 

 

 

・引きこもり経験者の話、

親がしてくれて良かった事は?

 

番組の最後に元不登校の青年の紹介がありました。

子供の頃に不登校になったが、現在は障害者の支援施設で働いており、しっかり独立をしています。

 

青年の話で、「不登校中に親がしてくれて良かった事は」という質問に対して

青年は「あれしろこれしろというのではなく、一緒になってもがいてくれた事が良かった」ということです。

なので「親は特に何もしなくていいんじゃないか」という答えが返ってきました。

 

一緒になって悩んで共感してもらえるだけで充分、その状態の人を認めて寄り添ってもらえたらいい、

あとは時間をかけて少しずつ自分らしい道を見つけて行く、ということです。

 

自分の好きな事を見つけて、それに没頭する事で気持ちに余裕ができた。

そうすると段々人と関わりたくなってきたという事です。

青年の場合は音楽に没頭していたという事で、音楽をやっていた日々がとても充実していたので、根拠はないが外に出てもなんとかなるのではないかという考えに変わって行った、というのです。

 

実際に不登校を経験した人の話はとても参考になります。

 

彼の姿を見ていると不登校になったからと言って決して終わりではないのだなと気付かされます。

 

平成26年文部科学省が実施した調査、

中学3年の時に不登校になった人が5年後にどうなっているかという内容、なんと82%の人が進学か就職しているという事も紹介されました。

この結果からも不登校になったからと言って、それで終わりではないのだなと改めて感じ、とても心が励まされます。

 

子供の不登校はどうすればよいか正解がないもので、いったいいつまで続くのか

という不安との闘いだと思います。

今回の「ウワサの保護者会」は不登校に対しての考え方に心から賛成はできない部分も多いですが、「こういう考え方もあるんですよ」と提起してくれたと捉えて心の片隅に置いておきたいと思います。

いつか自分の子供が不登校になった時のために。

 

 

現在不登校のお子さんをもつ親御さんは毎日が不安でいっぱいだと思います。

そんな親御さんに読んでいただければと思い記事を書きました。

 

ちょっとでも心の気休めになれば幸いです。

 

 

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